き‐げき【喜劇】 の意味

  1. こっけいみや風刺を交えて観客を笑わせながら、人生の種々相を描こうとする演劇。⇔悲劇
  1. 思わず笑いだすような、こっけいな出来事。「事件はとんだ喜劇に終わった」⇔悲劇
  • 名詞

き‐げき【喜劇】の慣用句

  1. 喜劇は終わった幕を引け
    • 人間の生涯は結局一幕の喜劇にすぎないと、フランスの作家ラブレーが臨終の際に口にしたとされる言葉。
  1. きげきおう【喜劇王】
  1. きげきてき【喜劇的】
    • [形動]喜劇の様相を示すさま。こっけいなさま。「喜劇的な出来事」
  • き‐げき【喜劇】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ Nさんの話はこう言う海辺にいかにもふさわしい喜劇だった。

      芥川竜之介「海のほとり」

    • 尤も本来の喜劇的精神は人を欺くことがあるかも知れない。

      芥川竜之介「格さんと食慾」

    • ・・・ 本間さんは先方の悪く落着いた態度が忌々しくなったのと、それから一刀両断に早くこの喜劇の結末をつけたいのとで、大人気ないと思いながら、こう云う前置きをして置いて、口早やに城山戦死説を弁じ出した。

      芥川竜之介「西郷隆盛」