き‐ごみ【着込み/着籠み】 の意味

  1. 上着の下に鎧 (よろい) ・腹巻き・鎖帷子 (くさりかたびら) などを着込むこと。また、その着込んだもの。きごめ。
  • 名詞
  • き‐ごみ【着込み/着籠み】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・喜三郎も羽織は着なかったが、肌には着込みを纏っていた。

      芥川竜之介「或敵打の話」

    • ・・・一夜明けて修業式の朝、起きて素早くシャツを着込み、あるときは、年とった女中に内緒にたのんで、シャツの袖口のボタンを、更に一つずつ多く縫いつけさせたこともありました。

      太宰治「おしゃれ童子」

    • ・・・ にやにやうす笑いしてそんなことを言い言いぱちんぱちんと爪を切っていたが、切ってしまったら急にあわてふためいてどてらを着込み、れいの鏡も見ずにそそくさと帰っていったのである。

      太宰治「彼は昔の彼ならず」