き‐しん【貴紳】 の意味

  1. 身分と名声のある男子。貴顕紳士。
  • 名詞
  • き‐しん【貴紳】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・何しろ明治二、三年頃、江漢系統の洋画家ですら西洋の新聞画をだも碌々見たものが少なかった時代だから、忽ち東京中の大評判となって、当時の新らし物好きの文明開化人を初め大官貴紳までが見物に来た。

      内田魯庵「淡島椿岳」

    • ・・・ 何しろ当夜の賓客は日本の運命を双肩に荷う国家の重臣や朝廷の貴紳ばかりであった。

      内田魯庵「四十年前」

    • ・・・中根淑の香亭雅談を見るに「今歳ノ春都下ノ貴紳相議シテ湖ヲ環ツテ闘馬ノ場ヲ作ル。

      永井荷風「上野」