• で始まる
  • で一致する
  • で終わる
  • を説明文に含む
  • を見出しに含む

きっ‐こう〔‐カフ〕【亀甲】 の意味

  1. 亀 (かめ) の甲。
  1. 亀甲形」の略。きこう。
  1. 紋所の名。亀の甲をかたどったもの。きこう。
  1. 亀甲括弧 (かっこ) 」の略。

きっ‐こう〔‐カフ〕【亀甲】の慣用句

  1. きっこううち【亀甲打ち】
    • 亀甲の文様を打ち出した組みひも。調度・武具の類に用いる。
  1. きっこうがた【亀甲形】
    • 亀の甲のように六角形が上下左右に並んだ形。また、その文様。六角形一つのものにもいう。亀甲。
  1. きっこうかっこ【亀甲括弧】
    • 文章表記中などで用いる〔 〕の記号。補足説明や注記などを表すのに用いる。亀甲。亀甲パーレン。→括弧
  1. きっこうばか【亀甲墓】
    • 沖縄で、外形が亀の甲羅を伏せたような形の墓。中国南部の様式が影響したもの。
  1. きっこうはぐま【亀甲羽熊】
    • キク科の多年草。山地の林下に生え、高さ10~20センチ。葉は五角状。秋、白い花を多数つける。
  1. きっこうぶね【亀甲船】
    • 李朝時代の朝鮮の軍船。矢や敵の侵入を防ぐため、船体上面を厚板で亀甲状に装甲した船。
    • 日本の近世前期の小型軍船で1のように装甲したもの。
  • きっ‐こう〔‐カフ〕【亀甲】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 袖さえ軽い羽かと思う、蝶に憑かれたようになって、垣の破目をするりと抜けると、出た処の狭い路は、飛々の草鞋のあと、まばらの馬の沓の形を、そのまま印して、乱れた亀甲形に白く乾いた。

      泉鏡花「瓜の涙」

    • ・・・ 柳のもとには、二つ三つ用心水の、石で亀甲に囲った水溜の池がある。

      泉鏡花「みさごの鮨」

    • ・・・ 山椒昆布を煮る香いで、思い切り上等の昆布を五分四角ぐらいの大きさに細切りして山椒の実と一緒に鍋にいれ、亀甲万の濃口醤油をふんだんに使って、松炭のとろ火でとろとろ二昼夜煮つめると、戎橋の「おぐらや」で売っている山椒昆布と同じ位のうまさに・・・

      織田作之助「夫婦善哉」