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きっ‐すい【生粋】 の意味

  1. 《「きすい」の音変化》まじりけが全くないこと。「生粋の江戸っ子」
  • 名詞
  • きっ‐すい【生粋】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・何処までも謹恪で細心な、そのくせ商売人らしい打算に疎い父の性格が、あまりに痛々しく生粋の商人の前にさらけ出されようとするのが剣呑にも気の毒にも思われた。

      有島武郎「親子」

    • ・・・ その女は、丈長掛けて、銀の平打の後ざし、それ者も生粋と見える服装には似ない、お邸好みの、鬢水もたらたらと漆のように艶やかな高島田で、強くそれが目に着いたので、くすんだお召縮緬も、なぜか紫の俤立つ。

      泉鏡花「妖術」

    • ・・・はいつもの饒舌癖がかえって大阪の有閑マダムがややこしく入り組んだ男女関係のいきさつを判らせようとして、こまごまだらだらと喋っているという効果を出しているし、大阪弁も女専の国文科を卒業した生粋の大阪の娘を二人まで助手に雇って、書いたものだけに・・・

      織田作之助「大阪の可能性」