《「きぬいた(衣板)」の音変化》

  1. 木槌 (きづち) で打って布を柔らかくしたり、つやを出したりするのに用いる木や石の台。また、それを打つこと。 秋》「—打て我に聞かせよや坊が妻/芭蕉

  1. 砧拍子 (きぬたびょうし) 」の略。

[補説]曲名別項。→
謡曲四番目物世阿弥作。長年帰らぬ夫をを打ちつつ待っていた妻が焦がれ死にし、死後妄執に苦しむ。
箏曲 (そうきょく) および地歌の曲名の一類。砧の音を表現する部分(砧地)を含むのが特徴岡康砧五段砧・新砧などがある。砧物。
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