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き‐はん【規範/軌範】 の意味

  1. 行動や判断の基準となる模範。手本。「社会生活の―」
  1. (ドイツ)Norm》哲学で、判断・評価・行為などの基準となるべき原則。

き‐はん【規範/軌範】の慣用句

  1. きはんいしき【規範意識】
    • (ドイツ)Normalbewusstsein
    • ウィンデルバントの用語。相対的な現実の価値判断を超えて、あらゆる評価に対し普遍的・絶対的な価値を規範として妥当させ、かつ担う意識。
    • ある対象について価値判断を下す際、その前提になっている価値を価値として認める意識。
  1. きはんがく【規範学】
    • 一定の価値目的(真・善・美など)を実現するための当為・規範を取り扱う学問。論理学・倫理学・美学など。経験科学に対していう。
  1. きはんてきせきにんろん【規範的責任論】
    • 違法行為をした者の刑事責任の本質を、非難可能性という規範的なものに求める法理論。故意過失などの心理的要素を重視する立場に対するもの。
  1. きはんぶんぽう【規範文法】
    • 言語のありのままの状態を記述するのではなく、正しい言語表現と考えられる言葉のきまりを述べた文法。学校文法。教科文法。
  1. きはんほうそく【規範法則】
    • 自然法則に対して、倫理学・法律学などにみられる当為や価値に関する法則。カントの定言的命令がこれにあたる。
  • き‐はん【規範/軌範】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 全国の都市の多くはことごとくその発達の規範を東京ないし大阪に求めている。

      芥川竜之介「松江印象記」

    • ・・・自から不自由の中に軌範の立ち籠って、政治の前衛をもって任ずるものは、自から異いますが、なるべく、多くの異彩ある作家が輩出して、都会を、農村をいろ/\の眼で見、描写しなければならぬと思います。

      小川未明「作家としての問題」

    • ・・・私はこの書を反復熟読し、それを指導原理として私の実践生活を規範しようとさえもしたが、しかし結局はそれも破綻して、私は倫理学以上の、「善悪を横に截る道」を求めて、宗教的方法の探求へと向かったものであった。

      倉田百三「学生と読書」