きょう‐ふう〔キヤウ‐〕【狂風】 の意味

  1. 激しく吹きまくる風。
  • 名詞
  • きょう‐ふう〔キヤウ‐〕【狂風】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・円形運動ではレコードや、ダイアルの回転があるほかに、新工場開場式のクライマックスに吹き起こる狂風の複雑な旋転的乱舞がやはり全編の運動のクライマックスを成しているのである。

      寺田寅彦「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」

    • ・・・しかし、降雹がなくとも、狂風にあおられた街頭の雑品が飛んで来てぶつかれば結果は同様である。

      寺田寅彦「銀座アルプス」

    • ・・・そういう時によく武蔵野名物のから風が吹くことがあってせっかく咲きかけた藤の花を吹きちぎり、ついでに柔らかい銀杏の若葉を吹きむしることがあるが、不連続線の狂風が雨を呼んで干からびたむせっぽい風が収まると共に、穏やかにしめやかな雨がおとずれて来・・・

      寺田寅彦「五月の唯物観」