きょう‐り【胸裏/胸×裡】 の意味

  • 名詞
  • きょう‐り【胸裏/胸×裡】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・故に倫理学の書をまだ一ページもひるがえさぬ先きに、倫理的な問いが研究者の胸裡にわだかまっていなければならぬ。

      倉田百三「学生と教養」

    • ・・・それでは彼の胸裡の疑団とはどんなものであったか。

      倉田百三「学生と先哲」

    • ・・・材に限られていても、その中に躍動している生きた体験から流露するあるものは、直接に読者の胸にしみ込む、そしてたとえそれが間違っている場合でさえも、書いた人の真を求める魂だけは力強く読者に訴え、読者自身の胸裏にある同じようなものに火をつける。

      寺田寅彦「案内者」