出典:gooニュース
米、拒否権に批判避けられず=同盟国の日韓仏は賛成―パレスチナ国連加盟案
ただ、この時も米国が拒否権行使を明言したことなどから採決を棚上げ。翌12年に「オブザーバー機構」から現在の「オブザーバー国家」に地位を格上げする総会決議採択に戦略を変更した経緯がある。オブザーバーは会合に参加できるが、投票権はない。 今回の米国の拒否権行使を受け、総会は近く米国に説明を求める会合を開く。アラブ諸国は改めて米国やイスラエルに圧力をかける構えだ。
米が拒否権発動…パレスチナ国連正式加盟決議案を否決 国連大使は声詰まらせ「加盟は平和への投資」と訴え
採決では、日本を含む12か国が賛成しましたが、イスラエルの後ろ盾となっているアメリカが拒否権を行使し、否決されました。イギリスとスイスは棄権でした。
安保理、パレスチナ加盟案を否決=米拒否権、日本など12カ国賛成―国連
採択に必要な9カ国を上回ったが、米国が拒否権を行使した。英国とスイスの2カ国は棄権した。 イスラエルの後ろ盾である米国はかねて加盟に反対。ウッド米国連代理大使は、パレスチナ国家樹立は支持するものの、同自治区ガザでイスラム組織ハマスが依然として権力を握っていると指摘。「(加盟は)時期尚早だ」と主張した。英国とスイスも停戦や人質解放を優先すべきだと訴えた。
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