1. (「蚜虫」とも書く)半翅 (はんし) 目アブラムシ科の昆虫総称。体は5ミリ以下でやわらかい。翅 (はね) のあるものとないものとがある。草木に群れて汁を吸う。春・夏は雌のみの単為生殖で雌の幼虫を胎生する。秋になると雄を生み、有性生殖で卵を産む。排泄物 (はいせつぶつ) は甘く、他の昆虫が好み、種類によりアリと共生するのでアリマキともいう。

  1. ゴキブリ別名 夏》「ねぶたさがからだとらへぬ—/汀女

  1. 人につきまとってただで遊興・飲食をするものをあざけっていう語。

    1. 「—といふは、虫にありてにくまれず、人にありてきらはる」〈鶉衣・百虫譜〉

  1. 遊里で、冷やかしの客。

    1. 本名素見 (すけん) あざ名は—」〈柳多留・三七〉

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

gooIDでログインするとブックマーク機能がご利用いただけます。保存しておきたい言葉を200件まで登録できます。