きん‐じょう〔‐ジヤウ〕【近状/近情】 の意味

  1. 最近のようす。近況。「―を報告する」
  • 名詞
  • きん‐じょう〔‐ジヤウ〕【近状/近情】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ですから夫婦仲の好かった事は、元より云うまでもないでしょうが、殊に私が可笑しいと同時に妬ましいような気がしたのは、あれほど冷静な学者肌の三浦が、結婚後は近状を報告する手紙の中でも、ほとんど別人のような快活さを示すようになった事でした。

      芥川竜之介「開化の良人」

    • ・・・彼は絶えず手紙を書いては彼の近状を報告してよこした。

      芥川竜之介「彼」

    • ・・・――夫がマルセイユに上陸中、何人かの同僚と一しょに、あるカッフェへ行っていると、突然日本人の赤帽が一人、卓子の側へ歩み寄って、馴々しく近状を尋ねかけた。

      芥川竜之介「妙な話」