くさ‐み【臭み】 の意味

  1. その物にある嫌なにおい。また、そのにおう度合い。「独特の臭みがある植物」
  1. その物から受け取る不快な感じ。嫌み。「臭みのある演技」「臭みのない文」
  1. 葱 (ねぎ) をいう女房詞
  • 名詞
  • くさ‐み【臭み】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・四年も外地にいたが、武田さんは少しも報道班員の臭みを身につけていなかった。

      織田作之助「四月馬鹿」

    • ・・・アメリカのジャズはなるほどおもしろいと思う時はあっても、自分にはどうも妙な臭みが感ぜられる。

      寺田寅彦「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」

    • ・・・りになった一人むすこからの最初の手紙が届いたときに、友だちの手前わざとふくれっ面をして見せたり、居間へ引っ込んでからあわててその手紙を読もうとしてめがねを落として割ったりする場面の彼一流の細かい芸は、臭みもあるかもしれないがやはりこの人らし・・・

      寺田寅彦「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」