ぐしゃ‐ぐしゃ の意味

  1. [副](スル)
  1. 水気を多く含むさま。「雨上がりのぐしゃぐしゃ(と)した山道」
  1. 形が崩れているさま。乱れているさま。「段ボール箱をぐしゃぐしゃ(と)つぶす」
  1. [形動]
  1. 1に同じ。「涙でハンカチがぐしゃぐしゃになる」
  1. 2に同じ。「ぐしゃぐしゃに壊れた車」「ぐしゃぐしゃな本棚」
  1. [アクセント]シャグシャ、はグシャグシャ
  • ぐしゃ‐ぐしゃの例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 同時に、蛇のように、再び舌が畝って舐め廻すと、ぐしゃぐしゃと顔一面、山女を潰して真赤になった。

      泉鏡花「古狢」

    • ・・・突風の如く手折って、掌にのせて、花びらむしって、それから、もみくちゃにして、たまらなくなって泣いて、唇のあいだに押し込んで、ぐしゃぐしゃに噛んで、吐き出して、下駄でもって踏みにじって、それから、自分で自分をもて余します。

      太宰治「秋風記」

    • ・・・私は、人の三倍も四倍も復讐心の強い男なのであるから、また、そうなると人の五倍も六倍も残忍性を発揮してしまう男なのであるから、たちどころにその犬の頭蓋骨を、めちゃめちゃに粉砕し、眼玉をくり抜き、ぐしゃぐしゃに噛んで、べっと吐き捨て、それでも足・・・

      太宰治「畜犬談」