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《「くぜ」「ぐせ」「ぐぜ」とも》仏語。
1 世の人々を苦しみの中から救うこと。
2 仏・菩薩 (ぼさつ) の通称。
3 観世音菩薩のこと。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
くせえんつう【救世円通】
観世音菩薩の異称。衆生済度 (しゅじょうさいど) のため、さまざまな姿をとって世に現れ、その救いの働きが融通無礙 (ゆうずうむげ) であるところからいう。
くせかんぜおんぼさつ【救世観世音菩薩】
観世音菩薩の称号。世の人を苦しみからよく解放するところからいう。救世菩薩。
くせかんのん【救世観音】
「救世観世音菩薩 (かんぜおんぼさつ) 」の略。
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出典:青空文庫
・・・伝説から切り放された救世の姿がおぼろながら私の心の中に描かれて来・・・ 有島武郎「『聖書』の権威」
・・・出しをせねばならぬ、救世軍とか云える人物。「そこでじゃ諸君、可え・・・ 泉鏡花「露肆」
・・・るためというよりは、救世の大本願を抱く大聖が辻説法の道場を建てる・・・ 内田魯庵「二葉亭余談」
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救世主キリスト大聖堂
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