あま‐ざけ【甘酒/×醴】 の意味

  1. 白米の固めのかゆに米こうじをまぜ、発酵させてつくる甘い飲み物。もと、神事用につくられ、一夜酒 (ひとよざけ) ・醴酒 (こさけ) ともいう。また、酒かすを湯に溶かして甘みをつけた飲み物。 夏》「―を煮つつ雷聞ゆなり/挿雲」

あま‐ざけ【甘酒/×醴】の慣用句

  1. あまざけまつり【甘酒祭(り)】
    • 甘酒をつくって神に供え、また客にふるまうことを特色とする祭り。各地の秋祭りに多い。
  1. あまざけまんじゅう【甘酒饅頭】
    • 小麦粉に甘酒を加えて発酵させた皮で餡(あん)を包んだまんじゅう。甘酒皮饅頭。酒(さか)饅頭。
  • あま‐ざけ【甘酒/×醴】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・浅間の社で、釜で甘酒を売る茶店へ休んだ時、鳩と一所に日南ぼっこをする婆さんに、阿部川の川原で、桜の頃は土地の人が、毛氈に重詰もので、花の酒宴をする、と言うのを聞いた。

      泉鏡花「雛がたり」

    • ・・・軒前には、駄菓子店、甘酒の店、飴の湯、水菓子の夜店が並んで、客も集れば、湯女も掛ける。

      泉鏡花「みさごの鮨」

    • ・・・えばござりますともござりますともこればかりでも青と黄と褐と淡紅色と襦袢の袖突きつけられおのれがと俊雄が思いきって引き寄せんとするをお夏は飛び退きその手は頂きませぬあなたには小春さんがと起したり倒したり甘酒進上の第一義俊雄はぎりぎり決着ありた・・・

      斎藤緑雨「かくれんぼ」