出典:デジタル大辞泉(小学館)

[動サ五(四)]
  1. 太陽・月・空などを曇るようにする。

    1. 「僕の涙で必ず月は―・して見せるから」〈紅葉金色夜叉

  1. 透明の度合いや光り方などをにぶくさせる。「湯気が鏡を―・す」

  1. 心配や悲しみで、表情などを暗くする。「悲報に顔を―・す」

  1. 考えや思考をにぶくさせる。「私情にとらわれて判断を―・す」

  1. 能で、能面を少しうつむかせる。悲しみ・愁い・嘆きなどの感情を表す。⇔照らす

[動サ下二]くもらせる」の文語形。

出典:青空文庫