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くろ‐かみ【黒髪】 の意味

  1. 黒くてつやのある髪。髪の美称。「緑の―」
  1. [補説]作品名別項。→黒髪

くろ‐かみ【黒髪】の慣用句

  1. くろかみの【黒髪の】
    • [枕]髪は長く、乱れやすく、解けやすいところから、「長し」「乱れ」「別れ」にかかる。
      「長からむ心も知らず―乱れて今朝は物をこそ思へ」〈千載・恋三〉
  • くろ‐かみ【黒髪】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ それでも妙なもので、二段三段ときいてゆくうちに、「黒髪のみだれていまのものおもい」だの、「夜さこいと云う字を金糸でぬわせ、裾に清十郎とねたところ」だのと云う、なまめいた文句を、二の上った、かげへかげへとまわってゆく三味線の音につれて、・・・

      芥川竜之介「老年」

    • ・・・ 表に夫人の打微笑む、目も眉も鮮麗に、人丈に暗の中に描かれて、黒髪の輪郭が、細く円髷を劃って明い。

      泉鏡花「伊勢之巻」

    • ・・・ いつぞやらん、その松任より、源平島、水島、手取川を越えて、山に入る、辰口という小さな温泉に行きて帰るさ、件の茶屋に憩いて、児心に、ふと見たる、帳場にはあらず、奥の別なる小さき部屋に、黒髪の乱れたる、若き、色の白き、痩せたる女、差俯向き・・・

      泉鏡花「一景話題」