鶏頭（けいとう）とは？意味・読み方・使い方

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けい‐とう【鶏頭】
の解説

ヒユ科の一年草。花の柄の上部は著しく広がって鶏のとさか状になり、その両面に赤・紅・黄・白色などの小花が密集して咲く。アジアの熱帯地域の原産で、観賞用に古くから栽培され、園芸品種も多い。韓藍 (からあい) 。鶏冠花 (けいかんか) 。鶏頭花 (けいとうげ) 。《季秋》「—の十四五本もありぬべし／子規」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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鶏頭の慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

けいとうず【鶏頭図】

レーダーチャートの一種。放射状に数値軸を配し、各項目の数量の値に比例した半径をもつ扇形で表される。ナイチンゲールがクリミア戦争における英国兵の死因を、ビクトリア女王にわかりやすく説明するために考案した。

鶏頭の例文(11)

出典：青空文庫

･･･の焚火の残ったような鶏頭が幽に燃えている。その陽だまりは、山霊に･･･泉鏡花「小春の狐」
･･･の軟いような樺紫の小鶏頭を、一束にして添えたのと、ちょっと色･･･泉鏡花「縷紅新草」
･･･子や南瓜の花も見え、鶏頭鳳仙花天竺牡丹の花などが背高く咲いて･･･伊藤左千夫「姪子」

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