げ‐そく【下足】 の意味

  1. 脱いだ履物。
  1. 下足番」の略。
  • 名詞

げ‐そく【下足】の慣用句

  1. げそくばん【下足番】
    • 脱いだ履物の番をすること。また、その人。
  • げ‐そく【下足】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・第一、順と見えて、六十を越えたろう、白髪のお媼さんが下足を預るのに、二人分に、洋杖と蝙蝠傘を添えて、これが無料で、蝦蟇口を捻った一樹の心づけに、手も触れない。

      泉鏡花「木の子説法」

    • ・・・きちんと下駄をぬぎ、文壇進歩党の代弁者である批評家から、下足札を貰って上るような作品しかない。

      織田作之助「土足のままの文学」

    • ・・・フェルト草履は、見た眼にも優雅で、それに劇場や図書館、その他のビルディングにはいる時でも、下駄の時のように下足係の厄介にならずにすむから、私も実は一度はいてみた事があるのであるが、どうも、足の裏が草履の表の茣蓙の上で、つるつる滑っていけない・・・

      太宰治「服装に就いて」