出典:gooニュース
食後高血糖に注意!健康診断で正常値だからといって安心してはいけない理由とは?【炭水化物の話】
しかし、血糖異常はまず食後高血糖として現れます。 たとえ食後に血糖値が上がっても、3時間ほどすると正常な血糖値に戻るため、空腹時血糖値だけを測定する通常の健康診断では、異常が見つかりにくいのです。平均値(HbA1c)の異常も同様です。一方、前述の中国人を対象にした研究では、食後血糖値まで調べると、成人の2人に1人の割合で血糖異常が起きていることがわかっています。
「血糖値を下げる食材」もち米、ハイカカオ…結局どれが一番効くの?情報の精査は難しい【作者に聞いた】
――「血糖値を下げる」と言われている食材のうち、ご家族から人気があったものを教えてください。 家族みんなから人気があったものはないです(笑)。みんなが食べられる食材でいうと…やはりブロッコリーか枝豆だったので、かなりお世話になりました。
原晋監督も血糖値が気になる? 家庭内のやり取り披露「自分は食べるのが早いので…」
なので妻からは『食べるのが早すぎると血糖値も上がりやすいから、ゆっくり食べなさい。だからやせないのよ』とよく言われる」と家庭内でのやりとりを明かした。 原監督は今月8日に誕生日を迎えた。「57歳になったので、健康を意識して生活していきたい。血糖値についても勉強していきたい」と意気込んだ。
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けっとうち【血糖値】
血液中のぶどう糖の濃度を示す値。健常な成人の場合、空腹時は血液1デシリットルあたり80〜110ミリグラム、食後2時間で80〜140ミリグラム程度に保たれている。→空腹時血糖値 →食後血糖値 [補説]食事で摂取した糖質は小腸で消化されグルコースとなり、血液とともに全身に運ばれ、細胞のエネルギー源として消費される。血糖値が上昇するとインスリンの分泌が促され、肝臓や筋肉でグルコースがグリコーゲンとして貯蔵され、さらに中性脂肪として脂肪組織に蓄積される。血糖値が低下するとグルカゴンやアドレナリン、糖質コルチコイドなどの作用によって肝臓のグリコーゲンが分解され、グルコースにとして血液中に放出されるため、血糖値はほぼ一定に保たれる。日本糖尿病学会では、空腹時血糖値が110mg/dL未満かつ食後2時間血糖値が140mg/dL未満の場合を正常型、空腹時126mg/dL以上または食後200mg/dL以上の場合を糖尿病型、どちらにも属さないものを境界型としている。
けっとうちスパイク【血糖値スパイク】
食後の短時間だけ血糖値が急激に上がり、その後、正常値に戻ること。食後血糖値が140mg/dl以上あると、糖尿病や動脈硬化症になる危険性が高まることが知られている。グルコーススパイク。