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けな‐げ【健気】 の意味

  1. [形動][文][ナリ]《「けなりげ」の音変化。普通とは異なって格別であるさまの意から》
  1. 殊勝なさま。心がけがよく、しっかりしているさま。特に、年少者や力の弱い者が困難なことに立ち向かっていくさま。「一家を支えた健気な少年」「健気に振る舞う」
  1. 勇ましく気丈なさま。
    • 「武士の女房たる者は、―なる心を一つ持ちてこそ」〈太平記・一〇〉
  1. 健康であるさま。
    • 「ああ、―な老者かな」〈蒙求抄・一〉
  1. [派生]けなげさ[名]

けな‐げ【健気】の慣用句

  1. けなげだて【健気立て】
    • けなげなふりをすること。勇ましさや殊勝さをよそおうこと。
      「―をいふも、ただ畳の上の広言なり」〈仮・伊曽保・下〉
  • けな‐げ【健気】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・貧家に人となった尊徳は昼は農作の手伝いをしたり、夜は草鞋を造ったり、大人のように働きながら、健気にも独学をつづけて行ったらしい。

      芥川竜之介「侏儒の言葉」

    • 何という健気な決心でしょう。

      芥川竜之介「杜子春」

    • ・・・今こそ自分は先生を――先生の健気な人格を始めて髣髴し得たような心もちがする。

      芥川竜之介「毛利先生」