けん‐こう〔‐カウ〕【軒×昂】 の意味

  1. [ト・タル][文][形動タリ]意気が高く上がるさま。奮い立つさま。「意気軒昂」
    • 「男らしい額には―とした意気を示して」〈藤村・春〉
  • けん‐こう〔‐カウ〕【軒×昂】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・『回外剰筆』の視力を失った過程を述ぶるにあたっても、多少の感慨を洩らしつつも女々しい繰言を繰り返さないで、かえって意気のますます軒昂たる本来の剛愎が仄見えておる。

      内田魯庵「八犬伝談余」

    • ・・・殊に新聞紙の論説の如きは奇想湧くが如く、運筆飛ぶが如く、一気に揮洒し去って多く改竄しなかったに拘らず、字句軒昂して天馬行空の勢いがあった。

      幸徳秋水「文士としての兆民先生」

    • ・・・北さんはひとり意気軒昂たるものがあった。

      太宰治「帰去来」