[名](スル)《「げんぶく」とも》
  1. 奈良時代以降、男子成人になったことを示す儀式。ふつう、11〜16歳の間に行われ、髪を結い、服を改め、堂上家以上地下 (じげ) では冠の代わりに烏帽子 (えぼし) 着用した。中世以降は混同されて烏帽子を用いても加冠といい、近世には烏帽子も省略されて月代 (さかやき) をそるだけで済ませた。また、これを機に幼名を廃して実名を名のった。加冠

  1. 江戸時代、結婚した女性が歯を黒く染め、丸まげを結い、眉をそったこと。

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出典:青空文庫

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