出典:デジタル大辞泉(小学館)

[副]《「か(斯)く」の音変化》
  1. 話し手の行動、または、聞き手よりも話し手に近い関係にある事物の状況をさす。このように。こんなふうに。「斯う書くのは誤りです」「斯うなったからには、覚悟しなければなるまい」

  1. 話し手が、いま述べたばかりの、または、すぐあとに述べる事柄をさす。「…と、斯う父は口癖のように言っています」「父の遺書には斯う書いてありました。『葬式無用』と」

  1. (感動詞的に用いて)言葉に詰まったときなどに用いる。「何か斯う、気が晴れ晴れすることはないか」

  1. 人を導くなど、他人の動作を促すときに用いる。このように。こちらへ。

    1. 「まづ―お通りやれ」〈虎清狂・猿座頭