あら‐ぞめ【荒染(め)/退紅】 の意味

  1. 紅花 (べにばな) で染めた薄紅色。あらいぞめ。
  1. 薄紅に染めた短い布狩衣 (ぬのかりぎぬ) 。仕丁 (じちょう) が着用した。
  • あら‐ぞめ【荒染(め)/退紅】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・すぐとびおきて私は、退紅色と紅の古い紙に包んだ鏡と、歌と、髪の毛をもってあの人の家にかけて行った。

      宮本百合子「つぼみ」

    • ・・・ 机が大変よごれたので水色のラシャ紙をきって用うところだけにしき、硯ばこを妹にふみつぶされたから退紅色のところに紫や黄で七草の出て居る千代がみをほそながくきって図学(紙をはりつけて下に敷いた。

      宮本百合子「日記」