出典:gooニュース
単層CNT、ハイエントロピー合金触媒で高効率合成…名城大と京大が実現した意義
名城大学、京都大学の共同研究チームは、ハイエントロピー合金(HEA)と呼ばれる合金ナノ粒子を触媒に用いて、直径1ナノメートル(ナノは10億分の1)程度以下の単層カーボンナノチューブ(CNT)の高効率な合成に成功した。エレクトロニクス分野への応用に適した細径の単層CNT合成に有効なことも分かった。
車部品製造の丸嘉工業が新技術開発 合金を超極薄加工、PE回路用の新磁性材料に
自動車部品メーカーの丸嘉工業(岐阜県各務原市金属団地、土田雄一郎社長)は、東北大と豊田工業大との共同研究により、電気制御のパワーエレクトロニクス(PE)回路に用いる磁気コア材料として期待される合金を、超極薄にする加工技術の開発に成功した。電気自動車(EV)など高周波化が進むPE回路の小型化や効率化に貢献できる新磁性材料になるとみて、市場ニーズに合った加工・量産化技術の確立を急ぐ。
積層造形ニッケル基超合金…阪大が元素分布予測で高度化する新技術
シミュレーションで精緻な元素分布を予測することで変形や破壊を予測できるだけでなく、高強度な合金設計や、AMに特化した多元素合金開発につながる。 AMによるニッケル基超合金での元素分布シミュレーション技術は世界初としており、研究グループでは5年以内にAMに最適化した新規合金の開発を目指す。AM組成のニッケル基超合金は既に一部が実用化。
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