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こうじょうのつき〔クワウジヤウのつき〕【荒城の月】例文一覧 4件

  1. ・・・歌は「荒城の月」だった。 ミネ子のつきあいで聴いているうちに、赤井はふと、「聴いたような声やな」 と、さすがに声の商売だけに、敏感だった。「あッ、そうや。慰問で聴いた歌や」 そう判った途端、赤井は何思ったかミネ子の手をひ・・・<織田作之助「昨日・今日・明日」青空文庫>
  2. ・・・活動館へはいって、そこでは荒城の月という映画をやっていた。さいしょ田舎の小学校の屋根や柵が映されて、小供の唱歌が聞えて来た。嘉七は、それに泣かされた。「恋人どうしはね、」嘉七は暗闇のなかで笑いながら妻に話しかけた。「こうして活動を見てい・・・<太宰治「姥捨」青空文庫>
  3. ・・・「僕は馬場みたいに出鱈目を言うことはきらいですねえ。荒城の月の話はまだですか?」「荒城の月、ですか?」私にはわけがわからなかった。「じゃあ、まだですね」うしろむきのペリカンを紙面の隅に大きく写しながら、「馬場がむかし、滝廉太郎という・・・<太宰治「ダス・ゲマイネ」青空文庫>
  4. ・・・ 滅びた主家の家臣らが思い思いに離散して行く感傷的な終末に「荒城の月」の伴奏を入れたのは大衆向きで結構であるが、城郭や帆船のカットバックが少しくど過ぎてかえって効果をそぐ恐れがありはしないか。自分がいつも繰り返して言うようにもし映画製作・・・<寺田寅彦「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」青空文庫>