こうだい‐じ〔カウダイ‐〕【高台寺】 の意味

  1. 京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の寺。もと曹洞宗。山号は鷲峰山。慶長10年(1605)、豊臣秀吉の菩提を弔うため、高台院の志に基づき徳川家康が創建。

こうだい‐じ〔カウダイ‐〕【高台寺】の慣用句

  1. こうだいじまきえ【高台寺蒔絵】
    • 高台寺の霊屋(れいおく)内部や同寺所蔵の秀吉夫妻愛用の調度品に施された蒔絵、および同系統のもの。桃山時代の蒔絵を代表する様式で、秋草・菊桐文様を多く用いる。
  • こうだい‐じ〔カウダイ‐〕【高台寺】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・いっそ蛍を飛ばすなら、祇園、先斗町の帰り、木屋町を流れる高瀬川の上を飛ぶ蛍火や、高台寺の樹の間を縫うて、流れ星のように、いや人魂のようにふっと光って、ふっと消え、スイスイと飛んで行く蛍火のあえかな青さを書いた方が、一匹五円の闇蛍より気が利い・・・

      織田作之助「大阪の憂鬱」

    • ・・・異の聯想を起すべき動物を詠みたるもの、獺の住む水も田に引く早苗かな獺を打し翁も誘ふ田植かな河童の恋する宿や夏の月蝮の鼾も合歓の葉陰かな麦秋や鼬啼くなる長がもと黄昏や萩に鼬の高台寺むさゝびの小鳥喰み居る枯野かな・・・

      正岡子規「俳人蕪村」

    • ・・・蒔絵を観るため、彼等は高台寺へ行った。

      宮本百合子「高台寺」