こう‐ちゃ【紅茶】 の意味

  1. 茶の若葉を摘み取り、低温で長く発酵させ、乾燥させたもの。また、それを熱湯で煎 (せん) じた飲み物。液体は澄んだ紅褐色。中国産のものが17世紀に、インド産のものが19世紀にヨーロッパに紹介され、流行した。
  1. [補説]英語では、葉の色からblack teaという。
  • こう‐ちゃ【紅茶】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・成程そう云えば一つ卓子の紅茶を囲んで、多曖もない雑談を交換しながら、巻煙草をふかせている間でさえ、彼が相当な才物だと云う事はすぐに私にもわかりました。

      芥川竜之介「開化の良人」

    • ・・・ これはその側の卓子の上に、紅茶の道具を片づけている召使いの老女の言葉であった。

      芥川竜之介「影」

    • ・・・保吉は食後の紅茶を前に、ぼんやり巻煙草をふかしながら、大川の向うに人となった二十年前の幸福を夢みつづけた。

      芥川竜之介「少年」