こう‐はい〔クワウ‐〕【光背】 の意味

  1. 仏身から発する光明をかたどった、仏像の背後にある飾り。頭部のものを頭光 (ずこう) 、身体部のものを身光 (しんこう) といい、中国・日本ではこの二重円光式を主体とする。さらにその周縁に火焔 (かえん) を付し、全体を蓮弁形にすることが多く、これらを併せて挙身 (こしん) 光という。御光 (ごこう) 。後光 (ごこう) 。
  • こう‐はい〔クワウ‐〕【光背】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・もう暗いので、朧に仏像の金色が見えただけ、木像、光背も木。

      宮本百合子「金色の秋の暮」

    • ・・・と、芸術の光背を負うて陸離たるが如くあった室生犀星氏が、近頃の抱負として「家ではよき父であり夫であり、規律を守り一家一糸をも乱さず暮したい」「対人的には朋友を信じ博愛衆に及ぼし」近衛文麿、永井柳太郎等が文学を判ろうとしている誠意に感奮して、・・・

      宮本百合子「文学における今日の日本的なるもの」