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こう‐ばく〔クワウ‐〕【広漠/×宏漠】 の意味

  1. [ト・タル][文][形動タリ]広々としてはてしないさま。「―とした大平原」
  • こう‐ばく〔クワウ‐〕【広漠/×宏漠】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・劫初以来人の足跡つかぬ白雲落日の山、千古斧入らぬ蓊鬱の大森林、広漠としてロシアの田園を偲ばしむる大原野、魚族群って白く泡立つ無限の海、ああこの大陸的な未開の天地は、いかに雄心勃々たる天下の自由児を動かしたであろう。

      石川啄木「初めて見たる小樽」

    • ・・・寒さは余りひどくなかったが、単調な、広漠たる、あらゆるものの音を呑み込んでしまうような沈黙をなしている雪が、そこら一面に空虚と死との感じを広がらせている。

      著:シュミットボンウィルヘルム 訳:森鴎外「鴉」

    • ・・・満洲の広漠たる野には、遅い月が昇ったと見えて、あたりが明るくなって、ガラス窓の外は既にその光を受けていた。

      田山花袋「一兵卒」