出典:デジタル大辞泉(小学館)

[名・形動]
  1. 荒れ果ててものさびしいこと。また、そのさま。

    1. 「三千代は自分の―な胸の中 (うち) を」〈漱石それから

  1. 漠然として要領を得ないこと。また、そのさま。

    1. 「題の本意もなくすこぶる―なる方もあり」〈無名抄

  1. 軽はずみに物事を行うこと。うっかりすること。また、そのさま。

    1. 「―に物を難ずまじきなり」〈無名抄

  1. 物の言い方が尊大であること。また、そのさま。

    1. 「―の申し様かな」〈平家・九〉

[ト・タル][文][形動タリ]風景などが、荒れ果ててものさびしいさま。また、生活や気持ちなどが荒れすさんでいるさま。「荒涼としたツンドラの平原」「荒涼たる心境」

出典:青空文庫