こ‐がた【小形】 の意味

  1. [名・形動]形の小さいこと。また、そのものや、そのさま。「小形な(の)鳥」⇔大形
  • 名詞
  • こ‐がた【小形】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 対の蒲団を、とんとんと小形の長火鉢の内側へ直して、「さ、さ、貴女。

      泉鏡花「売色鴨南蛮」

    • ・・・ 一小間硝子を張って、小形の仏龕、塔のうつし、その祖師の像などを並べた下に、年紀はまだ若そうだが、額のぬけ上った、そして円顔で、眉の濃い、目の柔和な男が、道の向うさがりに大きな塵塚に対しつつ、口をへの字形に結んで泰然として、胡坐で細工盤・・・

      泉鏡花「夫人利生記」

    • ・・・「なるほど私は東京へゆけば時計はいらない、これは小形だから女の持つにもえい」 駅夫が千葉千葉と呼ぶ。

      伊藤左千夫「春の潮」