(「付く」が四段活用の場合
  1. 愛情関心が生じる。執心する。

    1. 御娘たちの住まひ給ふらむ御ありさま思ひやりつつ、—・く人もあるべし」〈椎本

  1. 物心がつく。分別がつく。

    1. 「—・きなば、僧になして」〈太平記・九〉

  1. 気がつく。

    1. 「ある人々は—・きたるもあるべし」〈堤・虫めづる姫君

(「付く」が下二段活用の場合
  1. 愛情関心を持つ。思いを寄せる。

    1. 「うつせみの常なき見れば世の中に—・けずて思ふ日そ多き」〈・四一六二〉

  1. 気をつける。注意する。

    1. 「若き人に見ならはせて、—・けんためなり」〈徒然・一八四〉

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

gooIDでログインするとブックマーク機能がご利用いただけます。保存しておきたい言葉を200件まで登録できます。