ござい【御座い】 の意味

  1. ㋐《「ございます」の略》「ある」の意の丁寧語。多く口上などで用いられた。
    • 「田舎者で―、冷え物で―」〈滑・浮世風呂・前〉
  1. ㋑《「ございますか」の略》「あるか」の意の丁寧語。
    • 「菜漬け、奈良漬け、南蛮漬け、菜漬けはよう―」〈滑・浮世風呂・前〉
  1. 《「ござる」の命令形「ござれ」の音変化》「来い」の意の尊敬語。いらっしゃい。
    • 「かかあどのちょっと―と間 (あひ) をさせ」〈柳多留・八〉
  1. [補説]近世江戸語。音変化して「ござえ」「ごせえ」ともなる。
  • 名詞
  • ござい【御座い】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・「旦那さんどちらで御座います。

      伊藤左千夫「浜菊」

    • ・・・ハッと思って女中を呼んで聞くと、ツイたった今おいでになって、先刻は失礼した、宜しくいってくれというお言い置きで御座いますといった。

      内田魯庵「鴎外博士の追憶」

    • ・・・或は寧ろ私の望む処で御座います。

      国木田独歩「運命論者」