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虎視眈眈の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

強い者が機会をねらって形勢をうかがっているさま。とらが獲物をねらって、鋭い目でじっと見下ろす意から。▽「虎視」はとらが獲物をねらい見ること。「眈眈」はとらが見下ろすさま。ねらい見るさま。
出典
『易経えききょう』頤
句例
虎視眈々と党首の座をねらう
用例
田沼意次おきつぐは、ようやく、政治の世界に乗り込んで、その首座を手中にすべく、虎視眈々としている。<柴田錬三郎・曲者時代>
活用形
〈―タル〉 〈―ト〉

虎視眈眈の解説 - 学研 四字熟語辞典

敵や相手のすきをねらって、じっくりと機会をうかがうこと。
注記
「虎視」は、虎が獲物をじっと観察すること。「眈眈」は、にらむさま、見下ろすさま。虎が獲物をねらって、鋭い目つきで観察しているという意から。出典の「虎視眈眈こしたんたん、其の欲よく逐逐ちくちくとして咎とがなし」による。
表記
「眈眈」を「耽耽」と書きちがえない。
出典
『易経えききょう』頤

虎視眈眈の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

[ト・タル][文][形動タリ]《「易経」頤卦から》虎が、鋭い目つきで獲物をねらっているさま。転じて、じっと機会をねらっているさま。「—とチャンスをうかがう」

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