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こ‐しゅ【戸主】 の意味

  1. 一家の主人。家長。
  1. 民法旧規定で、戸主権を持ち、家族を統率・扶養する義務を負った一家の首長。昭和22年(1947)家の制度とともに廃止。

こ‐しゅ【戸主】の慣用句

  1. こしゅけん【戸主権】
    • 民法旧規定で、家族を支配・統率するために戸主に認められていた権利。家族の婚姻に対する同意権や居所指定権など。
  • こ‐しゅ【戸主】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・甲府の妻の里では、父も母も亡くなり、姉たちは嫁ぎ、一ばん下の子は男で、それが戸主になっているのだが、その二、三年前に大学を出てすぐ海軍へ行き、いま甲府の家に残っている者は、その男の子のすぐ上の姉で、私の妻のすぐの妹という具合いになっている二・・・

      太宰治「薄明」

    • ・・・何がこの人生において合理的な生きかたであるかというようなことを心持の上でわからせて戸主気質から少しでも解放してやりたいこと。

      宮本百合子「獄中への手紙」

    • ・・・民法が戸主の権利を縮小したからといって住宅難で若夫婦が父兄の家の一隅を借りていなければならないとき、資本主義社会で育ってきた人々の心持の中は、金銭問題や、義理がからんで、実際の封建的な家長の気分はのけられません。

      宮本百合子「今度の選挙と婦人」