ごじょう〔ゴデウ〕【五条】 の意味

  1. 平安京の条坊の一。また、東西に通じる大路の名。五条大路。
  1. 五条通り

ごじょう〔ゴデウ〕【五条】の慣用句

  1. ごじょうおおはし【五条大橋】
    • 京都市の鴨川を五条通りが横切る所に架かる橋。平安京の五条(現在の松原通り)にあったが、のち、豊臣秀吉が現在の場所に移した。牛若丸弁慶の伝説で知られる。
  1. ごじょうざか【五条坂】
  1. ごじょうどおり【五条通り】
    • 京都市中央部を東西に通じる道路。東山区西大谷門前から天神川に至る。平安京では六条坊門大路の位置にあたり、豊臣秀吉五条大橋をこの通りに移してからの称。平安京の五条大路は現在の松原通りにあたる。
  1. ごじょうのきさき【五条の后】
  1. ごじょうのさんみ【五条三位】
    • 藤原俊成の通称。正三位で、邸宅が五条京極にあったことによる。
  • ごじょう〔ゴデウ〕【五条】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・「さて、夜がふけてから、御寺を出て、だらだら下りの坂路を、五条へくだろうとしますと、案の定後から、男が一人抱きつきました。

      芥川竜之介「運」

    • ・・・これは、五条西の洞院のほとりに住む翁でござる。

      芥川竜之介「道祖問答」

    • ・・・こともなければ携えたる地理の書を読みかえすに、『武甲山蔵王権現縁起』というものを挙げたるその中に、六十一代朱雀天皇天慶七年秩父別当武光同其子七郎武綱云々という文見え、また天慶七年武光奏し奉りて勅を蒙り五条天皇少彦名命を蔵王権現の宮に合せ祀り・・・

      幸田露伴「知々夫紀行」