こ‐せい【個性】 の意味

  1. 個人または個体・個物に備わった、そのもの特有の性質。個人性。パーソナリティー。「個性の尊重」「仕事に個性を生かす」「個性が強い打撃フォーム」
  1. [補説] 
    2016年に実施した「あなたの言葉を辞書に載せよう。2016」キャンペーンでの「個性」への投稿から選ばれた優秀作品。

    ◆打たれることを恐れずに出す杭のこと。
    きむきむさん

    ◆あなたがあなたである証拠。
    はりりさん

    ◆私は私だ、という自信の源。
    チハルさん

    ◆案外、本人よりも他人の方が、良く知っているもの。
    一二三茶さん

    ◆他者からは指摘ができるが、自覚が難しい特性。
    gensekiさん

    ◆強すぎても弱すぎても生きづらいもの。
    Sakuraさん

    ◆絵の具と同じで、いろいろなものが混ざり合って出来上がる、同じ色は作れない自分だけのもの。
    ヒロリンさん

    ◆相手や物をどのように褒めて良いかわからないときに使用する語。「―的な味ですね」
    川猫さん

    ◆ひとりひとり違う正解があるということ。認めなければわからないもの。
    ひっちゃんさん
  • 名詞

こ‐せい【個性】の慣用句

  1. こせいしんりがく【個性心理学】
    • 個人差を扱う心理学。
  1. こせいてき【個性的】
    • [形動]人や物が、他と比較して異なる個性をもっているさま。独特であるさま。「個性的な人」「個性的なデザイン」
  1. こせいは【個性派】
    • その人や物がもつ、独特の性質に重きをおく傾向。また、そのような人。「個性派俳優」→演技派
  • こ‐せい【個性】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・保吉は巻煙草に火をつけながら、木蘭の個性を祝福した。

      芥川竜之介「保吉の手帳から」

    • ・・・ 従来の言説においては私の個性の内的衝動にほとんどすべての重点をおいて物をいっていた。

      有島武郎「想片」

    • 何でも個性を発揮しなければ気が済まないのが椿岳の性分で、時偶市中の出来合を買って来ても必ず何かしら椿岳流の加工をしたもんだ。

      内田魯庵「淡島椿岳」