出典:デジタル大辞泉(小学館)

源氏物語第24帖の巻の名。貴公子たちが求愛する玉鬘 (たまかずら) に養父源氏までが懸想するさまを描く。
胡蝶楽」の略。
謡曲。三番目物観世宝生金剛流。旅僧が梅を見ていると、胡蝶の精が現れ、梅花にだけ縁のないことを嘆くが、法華経の功徳 (くどく) の力で縁ができる。
長唄「鏡獅子」の舞踊に登場する役名。前段と後段の間のつなぎに二人で登場して舞い、また後段では獅子 (しし) に絡む。
(蝴蝶)山田美妙の小説。明治22年(1889)発表。壇ノ浦を舞台に、平家方の女房蝴蝶と、源氏方の間諜 (かんちょう) との悲劇を描く。