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こつ‐ぜん【×忽然】 の意味

  1. [ト・タル][文][形動タリ]物事の出現・消失が急なさま。忽如 (こつじょ) 。こつねん。「―として消えうせる」
  1. [副]にわかに。突然。
    • 「―隣座敷の時計がチーンと鳴り始めた」〈漱石・夢十夜〉
  • こつ‐ぜん【×忽然】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 一歳初夏の頃より、このあたりを徘徊せる、世にも忌わしき乞食僧あり、その何処より来りしやを知らず、忽然黒壁に住める人の眼界に顕れしが、殆ど湿地に蛆を生ずる如く、自然に湧き出でたるやの観ありき。

      泉鏡花「妖僧記」

    • ・・・五六枚の衣を売り、一行李の書を典し、我を愛する人二三にのみ別をつげて忽然出発す。

      幸田露伴「突貫紀行」

    • 忽然最愛の妻の顔が眼に浮かぶ。

      田山花袋「一兵卒」