[名]
  1. 別のもの。他のもの。

    1. 「下の十巻を、明日にならば、—をぞ見給ひ合はするとて」〈・二三〉

  1. 名詞の上に付いて複合語を作り、別の、他の、などの意を表す。「—どころ(異所)」「—ひと(異人)」

[形動ナリ]
  1. それぞれ別々なさま。まちまちなさま。→異なる

    1. 「もろこしとこの国とは、言 (こと) —なるものなれど」〈土佐

  1. 普通と違っているさま。格別なさま。→殊 (こと) に

    1. 「この皇子 (みこ) 生まれ給ひて後は、いと心—に思ほしおきてたれば」〈桐壺

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

gooIDでログインするとブックマーク機能がご利用いただけます。保存しておきたい言葉を200件まで登録できます。