出典:デジタル大辞泉(小学館)

[名]
  1. 別のもの。他のもの。

    1. 「下の十巻を、明日にならば、―をぞ見給ひ合はするとて」〈・二三〉

  1. 名詞の上に付いて複合語を作り、別の、他の、などの意を表す。「異どころ(異所)」「異ひと(異人)」

[形動ナリ]
  1. それぞれ別々なさま。まちまちなさま。→異なる

    1. 「もろこしとこの国とは、言 (こと) ―なるものなれど」〈土佐

  1. 普通と違っているさま。格別なさま。→殊 (こと) に

    1. 「この皇子 (みこ) 生まれ給ひて後は、いと心―に思ほしおきてたれば」〈・桐壺〉