ごとき【如き】 の意味

  1. 《比況の助動詞「ごとし」の連体形》活用語の連体形、体言、助詞「の」「が」に付いて、比喩 (ひゆ) ・例示を表す。…のような。「彼が言うごとき結果になる」「彼のごとき人物はこの世に二人とはいない」「眠るがごとき大往生」
  1. [補説]現代では文章語的表現、または改まった表現をする場合に用いられる。
  • 名詞
  • ごとき【如き】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・いや、人の好い藤左衛門の如きは、彼自身にとってこの話が興味あるように、内蔵助にとっても興味があるものと確信して疑わなかったのであろう。

      芥川竜之介「或日の大石内蔵助」

    • ・・・ これで思出したが、この魔のやることは、凡て、笑声にしても、唯一人で笑うのではなく、アハハハハハと恰も数百人の笑うかの如き響をするように思われる。

      泉鏡花「一寸怪」

    • ・・・従令文学などの嗜みなしとするも、茶の湯の如きは深くも浅くも楽むことが出来るのである、最も生活と近接して居って最も家族的であって、然も清閑高雅、所有方面の精神的修養に資せられるべきは言うを待たない、西洋などから頻りと新らしき家庭遊技などを・・・

      伊藤左千夫「茶の湯の手帳」