五徳（ごとく）とは？意味・読み方・使い方

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ご‐とく【五徳】
の解説

１五つの徳目。温・良・恭・倹・譲（「論語」）、智・信・仁・勇・厳（「孫子」）など。

２金属や陶器で作った3本または4本脚のある輪。火鉢や炉の火の上にかぶせて立て、やかんや鉄瓶などをかける。

３紋所の名。2の形を図案化したもの。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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五徳の例文(4)

出典：青空文庫

･･･鉄火箸で炭を開けて、五徳を摺って引傾がった銅の大薬鑵の肌を、毛深･･･泉鏡花「朱日記」
･･･女が鉄瓶を小さい方の五徳へ移せば男は酒を燗徳利に移す、女が鉄瓶の･･･幸田露伴「貧乏」
･･･炭は白くなって、薩摩五徳に懸けた鉄瓶がほとんど冷めている。炭取は･･･夏目漱石「文鳥」

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