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こ‐ひじ〔‐ひぢ〕【泥】 の意味

  1. どろ。水分の多い土。「恋路」と掛け詞になる場合が多い。
    • 「いかばかり深かりける十市の里の―なるらむ」〈狭衣・一〉
  • 名詞
  • こ‐ひじ〔‐ひぢ〕【泥】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・翁も、もう提の水で、にまみれた手を洗っている――二人とも、どうやら、暮れてゆく春の日と、相手の心もちとに、物足りない何ものかを、感じてでもいるような容子である。

      芥川竜之介「運」

    • ・・・基線道路と名づけられた場内の公道だったけれども畦道をやや広くしたくらいのもので、畑から抛り出された石ころの間なぞに、酸漿の実が赤くなってぶら下がったり、轍にかけられた蕗の葉がどす黒く破れてにまみれたりしていた。

      有島武郎「親子」

    • ・・・今までは処々に捩れて垂れて居て、などで汚れて居た毛が綺麗になって、玻璃のように光って来た。

      著:アンドレーエフレオニード・ニコラーエヴィチ 訳:森鴎外「犬」