こまか・い【細かい】 の意味

  1. [形][文]こまか・し[ク]
  1. いくつか集まって一まとまりになっているものの、一つ一つの形が非常に小さい。「―・い砂」「―・い雨が降る」「―・い字で書く」「―・い編み目のセーター」「野菜を―・く刻む」⇔粗い
  1. 金高が小さい。「―・い金を持ち合わせていない」「一万円札を―・くする」
  1. 動きが小さい。「肩を―・く震わせる」
  1. 物事が細部にわたっている。詳しい。「―・い話は抜きにしよう」「情景を―・く描写する」
  1. 小さいところまで行き届いている。「芸が―・い」「―・く気を遣う」
  1. 取るにたりない。些細 (ささい) である。「―・い過ちをいちいち指摘する」「―・い事までとやかく言う」
  1. 勘定高い。金銭に対してうるさい。けちだ。「金に―・い奴」「取引に関しては―・い」
  1. 囲碁で、勝敗の形勢が微妙である。「―・い碁」
  1. [派生]こまかさ[名]
  • こまか・い【細かい】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・葭簾囲いの着もの脱ぎ場にも、――そこには茶色の犬が一匹、細かい羽虫の群れを追いかけていた。

      芥川竜之介「海のほとり」

    • ・・・だから、細かい味なぞというものは乏しいかも知れない。

      芥川竜之介「合理的、同時に多量の人間味」

    • ・・・鈍った意識の反動として細かい事にも鋭く神経が働き出した。

      有島武郎「カインの末裔」