ごんぱち【権八】 の意味

  1. 《歌舞伎「傾情吾妻鑑」の中で、白井権八が、幡随院 (ばんずいいん) 長兵衛の家で食客になっていたところから》いそうろう。食客 (しょっかく) 。
    • 「とんと身を落とせば食客の―さんとなること」〈洒・辰巳婦言〉
  • 名詞
  • ごんぱち【権八】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・平井権八も鼠小僧も、死刑となった。

      幸徳秋水「死刑の前」

    • ・・・ 石川五右衛門も国定忠治も死刑となった、平井権八も鼠小僧も死刑となった、白木屋お駒も八百屋お七も死刑となった、大久保時三郎も野口男三郎も死刑となった、と同時に一面にはソクラテスもブルノーも死刑となった、ペロプスカヤもオシンスキーも死刑と・・・

      幸徳秋水「死生」

    • ・・・ 舞台では菊五郎の権八が、したたるほどのみどり色の紋付を着て、赤い脚絆、はたはたと手を打ち鳴らし、「雉も泣かずば撃たれまいに」と呟いた。

      太宰治「狂言の神」