さい‐しょう〔‐セウ〕【最小】 の意味

  1. いちばん小さいこと。「世界で最小の国」⇔最大
  • 名詞

さい‐しょう〔‐セウ〕【最小】の慣用句

  1. さいしょうえいきょうりょう【最小影響量】
    • 化学物質や薬物についての毒性試験で、実験動物に何らかの影響が認められた最小用量のこと。最小作用量。LOEL(ロエル)(lowest observed effect level)。
  1. さいしょうかいてんはんけい【最小回転半径】
    • 自動車で、ハンドルを最大に切って旋回したとき、外側前輪の接地面の中心が描く軌跡の半径。車の小回り度合いに関する指標となる。
  1. さいしょうかちょうおん【最小可聴音】
    • 人間の耳に聞こえる最も小さい音。聴力の良い若年者の場合、その最小音圧は統計的に1000ヘルツで20マイクロパスカルとされる。
  1. さいしょうかボタン【最小化ボタン】
    • minimize button》コンピューターで、開いたウインドーをディスプレー画面上から一時的に隠すボタン。タスクバーなどにアイコンやボタンの形で収める。
  1. さいしょうけつあつ【最小血圧】
  1. さいしょうげん【最小限】
    • ある範囲内で、最も小さいこと。副詞的にも用いる。最小限度。「経費を最小限におさえる」「最小限必要な知識」⇔最大限
  1. さいしょうげんど【最小限度】
    • 最小限」に同じ。「支出を最小限度にとどめる」
  1. さいしょうこうばいすう【最小公倍数】
    • least common multiple》二つ以上の自然数公倍数のうち、零を除いて最小のもの。LCM。
  1. さいしょうこうぶんぼ【最小公分母】
    • 二つ以上の分数で、その分母の最小公倍数。
  1. さいしょうさようりょう【最小作用量】
  1. さいしょうじじょうほう【最小自乗法/最小二乗法】
    • いくつかの観測値をもとに、想定される関数を用いて近似するとき、誤差の2乗の和を最小にすることにより、最も確からしい関数を求める方法。
  1. さいしょうしぼり【最小絞り】
    • カメラのレンズの絞りをもっとも絞った状態。意図的に被写界深度を深くしたり、低速シャッターで撮影したりする場合に用いられる。その際の数値を最小絞り値という。
  1. さいしょうしんしゅうしゅじゅつ【最小侵襲手術】
    • 皮膚や筋肉などの切開を最小限にとどめた外科手術。患者の負担が軽く、早期の回復が期待できる。MIS(Minimally Invasive Surgery)。→侵襲
  1. さいしょうち【最小値】
    • 実数値をとる関数が、その変域内でとる最も小さい値。⇔最大値
  1. さいしょうとうしきんがく【最小投資金額】
  1. さいしょうピットちょう【最小ピット長】
  1. さいしょうへんかく【最小偏角】
    • プリズムの偏角の極小値。偏角は入射角屈折角が等しい時に極小になる。また、最小偏角δ0、プリズムの頂角A、屈折率nとの間で、n=sin((δ0+A)/2)/sin(A/2)の関係式が成り立つ。この関係式と最小偏角の測定から屈折率を導くことができる。
  • さい‐しょう〔‐セウ〕【最小】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・私のこれまでの生涯を追想して、幽かにでも休養のゆとりを感じた一時期は、私が三十歳の時、いまの女房を井伏さんの媒酌でもらって、甲府市の郊外に一箇月六円五十銭の家賃の、最小の家を借りて住み、二百円ばかりの印税を貯金して誰とも逢わず、午後の四時頃・・・

      太宰治「十五年間」

    • ・・・そして最小の仕事を費やして最大の効果を得るという原則に従った方がいい。

      寺田寅彦「アインシュタインの教育観」

    • ・・・この競技は速度最小という消極的なレコードをねらうところに一種特別の興味がある。

      寺田寅彦「記録狂時代」