出典:デジタル大辞泉(小学館)

[副]《動詞「さ(指)す」の連用形+接続助詞「て」から》
  1. (あとに打消しの語を伴って用いる)とりたてていうほど。それほど。たいして。「これはさして重要ではない」「さして遜色 (そんしょく) はない」

  1. 特にそれと指して。とりわけ。

    1. 「鎌倉殿に―申すべき大事ども候」〈平家・一二〉

[補説]1は「然して」とも書くが、語源は「指して」と思われる。→さしたる